辺境の街で

暗く鬱蒼とした森を抜けた先にあったのは、高い城壁を築く辺境の街。
門番や住人の様子を見るに、意外と栄えてはいるらしい。
だけどユウが街中に女性の姿が無いことに気づいた。
女性の絶対数が少ないのか、女性は大事だから隠されているのか……
なんだか少しキナ臭い感じがする。
あまりユウの側を離れないようにしないと。

その後、宿屋に着き二人部屋を頼むと、主人に「兄妹か夫婦か?」と問われた。
思わず口ごもってしまう。
ユウは事も無げに「一緒に旅をしている友人同士だよ」と答えていた。
……すこし、ぐさりときた。


(走り書き:ユウが襲われた。クソが。
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